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[bungo-baroque:00411] Re: Re(バッハのカンタータ)

Subject: [bungo-baroque:00411] Re: Re(バッハのカンタータ)
From: gengo@xxxxxxxxxxxxxxxxx
Date: Thu, 09 Mar 2006 11:47:08 +0900

北林です。

> 実は私はバッハのカンタータを聴いたことがありません。声楽が入った
> 曲は「マタイ受難曲」だけなのです(「カンタータを聴かずしてバッを
> 語るとは笑止・・・。」と言われそう)。

私も長い間そうでした。

最近、バッハの若い頃(20代)の作品を聴くことが多いですが、バッハには
成長のベクトルがいくつかあって、そのひとつが論理的・数学的な構築性を持っ
た音楽へと結実していきました。これがおそらく最もバッハ的な(と一般に思
われている)ベクトルでしょう。

それは、音楽史が持っているベクトルとは、方向をかなり異にしているようです。

これは是非を論じるべき問題ではなく、ただそうであるという事実の問題です。

2ヶ月くらい前、カーステレオ用にクラシック名曲100選(6CD)を買って
聴き続けているのですが、クラシック音楽も、大衆化とともに世俗化していって
いることがわかります。もっともそれは、よく演奏される音楽に関して言えるこ
とです。大衆受けするものしか演奏されていないのかもしれません。1度も演奏
されていない名曲も数多くあることでしょう。

既にポピュラーになった名曲を数多く聴いていると、だんだん食傷気味になり、
バッハを聴きたくなります。

バッハを聴いていると、時にその論理性が壁のように感じられることがあります
が・・・



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